結婚式の司会進行と演出の基本|これで幹事になっても怖くない!

大切な友人や仲間に、結婚式の二次会の幹事や司会を依頼される機会があるかもしれません。
でも、そう何度も訪れるものではない上に、お願いされた新郎新婦にとっての結婚式は、1度きりです。
新郎新婦が、この人なら任せられる!と、信頼を置いてくれた証でもある、二次会の幹事。
その期待を裏切ることもできないプレッシャーは計り知れないでしょう。
そんな、絶対失敗できない二次会や司会には、気をつけるべきポイントがいくつもあります。
今回は、二次会を絶対に成功させる幹事や司会のポイントについて、お話ししたいと思います。
どうぞ、最後までお付き合いくださいませ!
結婚式の幹事になったら、気を付けるべきポイント

大切な友人や仲間に依頼されて幹事を引き受けることになって、うまく進行できるか、パーティが成功するか、みんなが来てよかったと喜んでくれるか、たくさんの心配事や不安もつきものです。
ここでは、幹事になったら、気を付けたいポイントをまとめてご紹介したいと思います。
【新郎新婦とよく相談し、不明な点をクリアにする】

新郎新婦がどこまで幹事に任せてくれるのか、お金の事や内容、事細かな内容について気になる点を、話し合うことが重要だと言えます。
新郎新婦が、全部お任せしれくれるようならば、自分のプランをよく練り、また勘違いが起きないよう、完全にノータッチの場合を除き、サプライズ以外は、
事前に新郎新婦にも相談することも大事だと言えます。
まず、ど
こまで任せてくれるかということをよく話し合うことが大切です。
【臨機応変に対応すること】

幹事は、パーティのオーガナイザーです。
全体のバランスを考え、細やかな気配りもできた方がよいでしょう。
まず、幹事を引き受けることになったら、新郎新婦に対し、
誠意をもってこころよく引き受けるのも、二人への最高の祝福になります。
自分の負担は必ずあると思いますが、それを上まわる歓びも多い仕事。
快く引き受けることによって、新郎新婦も安心して任せてくれ、パーティも成功へと歯車が回っていくのを想像しましょう。
また、下準備には、業者やお店の人、あらゆる人との関わりは多いので、トラブルもつきものですが、目標が「新郎新婦へのプレゼント」だと思えば、そこでつまづいてはいられません。
一つずつクリアしながら、最高のパーティになるよう、
臨機応変に柔軟に心構えしておくことが大切だと言えます。
結婚式を成功させる司会・演出とは?

幹事になった時に気をつけるポイントをお話ししました。
柔軟な心構えと、緻密な打ち合わせが、成功には必須です。
さて、幹事の心構えを知ったところで、次に重要になってくる人物といえば…そう、司会者です!
司会進行は、晴れ舞台をスムーズに進行させ、成功させる鍵となる人です。
ここでは、結婚式を成功させる司会はどのようなものか、見て行きたいと思います。
【司会のポイントとは?】

話のプロは、何事にも差支えなく、心配りも一流ですので、もちろん、安心してお任せできます。
ですが、大事な式をたのしくすてきな思い出にする為に、もし、ぴったりの友人や仲間がいるならば、思いきって司会を頼んでみるのもいいかもしれません。
司会において大切なポイントを以下に挙げてみますので、司会にぴったりだ!と思った人が、以下の条件を満たせる人物かどうか、一度チェックしてみてください。
- 声が聞き取りやすい人
- 場の雰囲気を読み、全体を把握できる人
- どんなことがあっても落ち着いて、アドリブがきく柔軟な人
まず、何と言っても、何を言ってるのかよくわからない司会者であれば、式全体が台無しになってしまうこともあります。
ハキハキと、落ち着いて話ができる人を選びましょう。
また、式の途中、何が起こるかは誰にも予測がつきません。
トラブルにも柔軟に対応できるような人がいいでしょう。
用意しておいた進行スケジュールをただこなすだけよりも、その場その場で臨機応変に対応できると、尚よいでしょう。
【結婚式を成功させる演出とは?】

司会者に思い当たる人は居ましたでしょうか?
司会が決まったのであれば、次は演出です。
結婚式において、演出は大きなポイントです。
あらゆる場面で、演出を変えていくのも、メリハリがあって飽きません。
また感動の演出は忘れがたい式の思い出としてはずせません。
自分の好みがちりばめられた演出もみんなの印象に残るいい思い出となるので、まずは、どんどん自分がやってみたいことをリストに書き出すとよいでしょう。
成功させるポイントとしては、
新郎新婦の趣味趣向をたっぷりと盛り込み、新郎新婦自身も楽しむこと、また、
ゲスト目線で楽しんでもらえるかということを考えて企画することが重要です。
みんなが、たのしかった!と満足いくような演出。
メリハリがきいていて、印象的なシーンがあると尚いいでしょう。
延々、だらだらとしたスピーチでは、苦痛にもなりかねませんので、そういったことにならないよう注意が必要です。
サプライズを盛り込むというのは定番の方法ですが、やはりスパイスとして欠かせないものです。
リストに書き出したら、
誰かに見てもらうと良いでしょう。
内輪ネタになりすぎていないか、第3者が見てもわかる・楽しめるものか、チェックしてもらうと良いかもしれません。
結婚式で最も気を付けるべきことは?

さあ、司会も決まって演出も決まりました!
これで完璧、あとは当日を待つだけ…本当に、大丈夫ですか?
服装、言葉遣い、マナーまで、全部しっかり出来ていますか?
当たり前のことばかりですが、念の為に、最後の確認も込めてもう一度、下記でチェックしてみましょう。
【結婚式にて、最も気を付けるべきポイント】
- 忌み言葉を避けること
基本的に、お祝いの場にふさわしくない言葉を使用することは、絶対にやめましょう。
意識しておかないとうっかり口をすべらせてしまうこともあり、年配のゲストに白い目で見られることになります。
縁起がよい言葉を使用するようにしましょう。
わかれる、きるなどは絶対にやめましょう。
- タブーとされる服装で出席しないこと
これも勉強不足でだと、年配の方や、ドレスコードにうるさいゲストに白い目で見られることになります。
若いうちは、恥ずかしいことしたなと後で後悔するのもよしですが、年を重ねていくにつれ、知らなかったではすまず、恥ずかしい思いをします。
結婚式に着るものではないといわれているものには、ちゃんとした理由があります。
しっかりとわきまえることが、大人のマナーです。
- 身内だけのノリは厳禁!
いくら仲の良い仲間や友達が多い場であっても、新郎新婦の周囲のゲストには、様々な立場の方がいらっしゃいます。
あなたの振る舞いによって、新郎新婦の株を落としてしまうこともあります。
新郎新婦の迷惑にならないためにも、場をわきまえることが大切です。
しっかり大人の振る舞いをしてください。
- 遅刻はタブー、気をつけて!
結婚式の日にかぎらず、普段から当たり前のことですが、せっかくの日に、遅刻はタブーとされています。
電車が遅延するなど、当日のトラブルは未然に防ぐことはできませんが、何があっても対応できるくらいの時間の余裕をもって行動することにしましょう。
【新郎新婦を祝うということを忘れないで】

最初から最後まで、新郎新婦を祝うという趣旨を忘れないでください。
もはや、なんだったの?ということになってしまっては、本末転倒。
そして、最悪の式だったという失敗談になりかねません。
一番大切なことは、
新郎新婦をこころからお祝いすることです。
きっと、随所にそのこころがあれば、好循環が生まれ、みんなが来てよかったなという結婚式になることでしょう。
初心を忘れずに、帰宅するまで結婚式モードで行くようにしてください。
羽目を外して失敗しないためにも大切なことです。
【まとめ】
結婚式の幹事になった時の心構えから、結婚式を成功させる司会・演出のポイント、そして、前日まで、当日における、結婚式で気をつけるポイントをご紹介しました。
あくまで、主役は新郎新婦です。
新郎新婦に対するお祝いの気持ちを忘れないよう、そして、お祝いに駆けつけてくださったすべてのゲストが楽しめるようにしよう、という気持ちが一番重要です。
準備から本番当日まで、その気持ちを忘れることなくいれば、きっと皆の心に残る、素敵な会になることでしょう。